#19 トウガラシと木酢液とニームオイル
安心安全な虫除けを求めて
家庭菜園をはじめてまずぶつかるのが「虫」だと思うのですが、やはり農薬は使いたくありません。
そこで試したのが「木酢液」でした。
ホームセンターへ行くと「木酢液」数種類と「竹酢液」がありました。違いも良くわからず、色の濃さや値段を見ながら考えることしばし。色が濃い目でお安めのものを購入。
園芸用の霧吹き(500ml)とスポイトも買いました。
100倍くらいに薄めてシュッシュッしてみると炭臭い感じ。
効いているかどうかはわかりません。
その後「トウガラシ」も良いらしいと知り、「トウガラシ入り木酢液」を作ることにしました。
家には道の駅で安く買ってきた大量のトウガラシが、冷凍庫や野菜室に余っていたのでガバッと拝借。
100~150ml入るビンにトウガラシを7~8本細かくちぎって入れて、木酢液を注ぐだけ。1週間ほどしてから使います。
10mlくらいを500mlの水で薄めてスプレーします。調子にのって濃い目にすると、手についた時ヒリヒリしますから、きっと効果はあると思います。
ニームオイルとの出会い
コーヒーの木がやってきたとき、白いふわふわしたものと赤い硬そうなものがくっついていました。これが「カイガラムシ」です。
木の下の床面に汁が飛んでいて「コーヒーの木の蜜かなぁ」なんて思っていたら、あら大変、カイガラムシの排泄物だというではありませんか!
これは駆除しなければ!と調べてみると「ニームオイル」が良いらしいというので、さっそく購入。
「トウガラシ木酢液」と霧吹きは兼用で、量もはからず適当にタラタラッと入れて水で薄めてシュッシュッ。カイガラムシはびくともしません。
そうですね。まずは歯ブラシやピンセットでカイガラムシを全部取り除きました。あまりにたくさんついているのは枝ごと切り落としました。それからシュッシュッしました。季節は秋。
冬の間も晴れて暖かい日は外に出していましたが、その時は必ずニームオイルをシュッシュッしました。
夏場は屋外に出しっぱなしになりますから、毎日シュッシュッ。おかげでカイガラムシは見なくなりました。
植物にシュッシュッ!
ニームオイルはハーブのようなお香のような良い匂いがします。木酢液の炭臭さとは違います。
この二つを交互に使っています。
菊のアブラムシにも効果的で、ムシのついているところヘ細く出るようにしぼった霧吹きで水鉄砲のようにして吹き飛ばします。翌日以降もついていたら吹き飛ばすを繰り返すと、いなくなります。
本当にアブラムシがびっしりついている時のショックったら!カックンカックン動いているのも腹立たしい。それがいなくなるとスッキリします。
もう、なんでもかんでもシュッシュッしておけば間違いない!
買う時に値段を気にしていましたが、購入から2年近くたってもまだ残っていることを考えると安い買い物だったと思います(^_^)v